ZoomでYouTubeLive配信!3つのメリットとデメリット

ZoomでのYouTubeLive配信のメリットとデメリット

Zoomを使った、セミナーやオンラインスクール、演劇、ワークショップなどを開催する人が増えてきてます。

参加者にZoomへ直接アクセスしてもらって開催する事もあれば、YouTubeLiveへストリーミング配信したものを見てもらうという場合もあるでしょう。

それぞれメリットとデメリットがあります。どういうイベントを開催するかによって、どちらの方式を採用するのが適切かは変わってきます。

この記事では、ZoomをYouTubeLiveへ配信するメリットとデメリットを詳しく紹介していきます。

Zoomを使ったイベント開催を考えている方は、是非ご一読ください。

ZoomでのYouTubeLive配信とは

そもそもZoomでYouTubeLiveに配信するというのはどういう事か説明します。

ZoomをYouTubeLive等に配信せずにイベントを開催した場合、運営側と参加者の関係図は次のようになります。

Zoomでのオンラインイベント概略図

参加者はそれぞれZoomアプリを通して参加する形になります。

一方、ZoomからYouTubeLiveを通してイベントを開催する場合の図は以下の通りです。

ZoomでのYuoTubeLive配信の概略図

図の通り、参加者はZoomの事は意識せず普通にYouTubeを見る感覚で参加する事ができます。

ZoomでYouTubeLive配信するメリット

ZoomでYouTubeLive配信をするメリットは3つ挙げられます。

  • 参加人数は無制限
  • 参加者はZoomを知らなくて良い
  • Zoom単体より安定した配信が可能

それぞれ詳しく説明していきます。

メリット1:参加人数は無制限

Zoomの場合、基本的な最大参加者は100名で、有料オプションなど使用すると1,000名までは参加者を増やすことが出来ます。

一方、YouTubeLiveに配信した場合は制限はなく、数万、数百万の人に参加してもらう事も可能です。

追加料金もない為、100名を越えるイベントを開催する場合はYouTubeLive配信の利用がおすすめです。

メリット2:参加者はZoomを知らなくて良い

YouTubeLiveで配信する場合、参加者はZoomを全く触る必要がなく、普通にYouTubeを見る感覚で参加できます。

参加者はZoomの使い方を覚える必要はなく、気軽に簡単に参加してもらう事ができます。

運営の視点から見ても、参加者にZoomの使い方を教える必要が無くなる為、負担少なく開催する事ができます。

メリット3:Zoom単体より安定した配信が可能

Zoomのみで配信した場合、リアルタイム性が増す代わりに参加者の通信環境ごとに安定性が異なってきます。

映像が飛んだりカクカクしたり、音声がひどく遅延したり途切れたりしてしまいます。

YouTubeLiveを介すと、Zoomからの映像や音声が一つの動画コンテンツとして集約される為、より安定した配信が可能になります。

ZoomでYouTubeLive配信するデメリット

続いて、ZoomでYouTubeLive配信するデメリットも挙げておきます。こちらも3つあります。

  • ライブ感が減る
  • 視聴人数しか分からない
  • 設定がやや面倒

それぞれ詳しく説明していきます。

デメリット1:ライブ感が減る

Zoomのみで配信する場合、参加者が顔を出したり話したりする事ができますし、運営側と参加者が1対1でチャットもできます。

一方、YouTubeLiveを介す場合は、参加者は全体にチャットでコメントを残す事くらいしか出来ません。

参加者との距離感が少し開く分、生でやっているライブ感が減ってしまいます。気を付けないと単なるYouTubeでの動画配信と変わらなくなってしまうので、注意が必要です。

デメリット2:視聴人数しか分からない

YouTubeLiveで配信すると、誰が参加しているか把握する事は出来ず、視聴者数しか確認ができません。

無料配信の場合は問題になる事は少ないと思いますが、有料配信の場合、実際にどの人が参加してくれたのかを把握する事は不可能です。

また、限定公開で配信してもURLを知っていれば誰でも見れてしまう為、悪意のある参加者がURLを拡散してしまうと、不正視聴を防ぐ事はできなくなります。

この点はZoomのみでの配信においても難しい課題ですが、YouTubeLive配信ではより問題が大きくなる可能性があります。

デメリット3:設定がやや面倒

YouTubeLiveで配信する場合、参加者には事前にURLを通知しておく必要があります。

その為、運営側は予めYouTubeLive配信の予約を行い、URLを取得しておきます。

また、イベント当日、Zoom上で予約しておいた配信情報の入力などの設定も必要になります。

いざ直前になってうまく配信できないなんて事のないように、慣れてない方は事前にテスト用の配信を繰り返すなど、設定になれておきましょう。

まとめ:ZoomでのYouTubeLive配信 メリットとデメリット

ZoomでYouTubeLive配信を行う場合のメリットとデメリットを述べてきました。

メリット

  • 参加人数は無制限
  • 参加者はZoomを知らなくて良い
  • Zoom単体より安定した配信が可能

デメリット

  • ライブ感が減る
  • 視聴人数しか分からない
  • 設定がやや面倒

Zoomを使ったオンライン配信イベント。Zoom上で行うか、YouTubeLiveを介して行うか、どちらが良いかは一概に言えません。

そのイベントの内容やコンセプトに合わせて、また、参加者の年齢層などにも合わせて、より良い方を選んで開催してみて下さい。

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